高雄市 左営区
左営は、日本統治時代に海軍基地が置かれ、南方の拠点として重要な
基地の街として栄えました。
1940年には高雄市に編入され、高雄市左営区として現在に至って
います。
現在でも、高雄市のいたる所に旧日本軍の建造物や施設が見られます。
単なる観光旅行だけでなく、ちょっとだけ深く入り込むだけでも戦前
や戦中の日台関係を探れる興味深い街です。
台湾海軍 左営基地
台湾軍海兵隊 左営基地
台湾軍 補給廠
海軍 旧将校クラブ にて
(現在は一般開放されたレストラン)
仰天 一般公道をまたいで降下訓練!!
いわゆる台湾的おおらかさと言うのか、徴兵制を採り隣国中国との緊張
ゆえなのか、陸軍空挺部隊の新人訓練が高雄市の郊外で日常的に行われ
ています。前回、前々回と訓練の日程と合わず見逃していましたが、今
回07年3月の訪問にてようやく降下訓練を見学する事ができました。
大型輸送機にて目視で高度1000m弱程度の低高度から1回10名の
新兵が降下、地上には指揮官がマイクでなにやら怒鳴り声をあげていま
す。それを、足止めを食った一般市民が笑いながら見学。
きっと、『トロトロしてるな!』あたりの事を叫んでいるのでしょう。

1チームが降下し終わり、次の輸送機が来るまでの数分間閉鎖された道
路が一時的に開放されると、矢のような勢いで車が通過し、また次の輸
送機が飛来すると道路が閉鎖され、降下訓練が再開されます。
道路脇の降下兵注意の標識
怒声の中、ようやく降下する新兵
台湾軍糧食は左営で!
当初、台湾軍糧食を求めて台北へ行ったのですが若干の情報は得られて
もなかなか現物を目にする事はできませんでした。
しかし、さすがは基地の街である左営。街中のサープラスショップには
国軍口糧と同種の缶詰等が沢山並んでいました。
さすがに国軍制式の物は店頭に並んでいる事はありませんが、まあ、そ
れはそれ。色々あるようで・・・・・。
残念ながら、最近は当局の監視が厳しくなり制式の国軍口糧は一般市場
にほとんど出回らなくなったそうで、実際カメ一等兵も今回の高雄訪問
では新規に糧食を手に入れる事はできませんでした。
左営のサープラスショップ
国軍口糧と同規格の民間用缶詰
しかし、よく見ると国軍の文字が入った物も?・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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