旧型　野戦口糧	現用　野戦口糧	野戦口糧　市販タイプ

現用　野戦口糧　　C式	内容物は、華奢なプラスチックトレーに入っている	戦闘糧食というより、スナックパックと言った感じ
甘味が強めなビスケットが１４枚入っている	ミルクシリアル　１５ｇ　ｘ　２袋	イチゴジャム　１５ｇ
ミルク、砂糖入りコーヒー　１５ｇ	乾燥豚肉　１０ｇ	生姜飴　４個

軍用　野戦口糧 缶詰

MILITARY RATION TYP CAN FOOD

缶詰食は、左営周辺で手に入った事から海軍や海兵隊での使用も想像されます。 内容は、紅焼牛肉（豚肉）や筍と魚、辛味鶏肉などレストランでも定番メニューを主に構成されており、量的にも１缶で３５０ｇ〜８５０ｇと一人で食べるには多過ぎる感じです。 たぶん、分・小隊単位か艦単位での調理食材として使用されているのではないでしょか。

（左）軍用缶　　（右）市販タイプ	（左）軍用缶　　（右）市販タイプ	新デザイン　肉缶
軍用　シーフード缶	軍用　漬物、鶏肉缶	（左）軍用缶　　（右）新デザイン
デザート缶　（左）軍用　（右）市販タイプ	市販タイプ缶詰

軍用　野戦加熱式餐盒

MILITARY RATION HOT MEAL

台湾軍による作戦行動中の兵士への配給食糧は、ビスケットを主体にした軽食パックのみでしたが、現場からの要求により台湾国防省の研究開発で自衛隊�U型や米軍ＭＲＥに似た、加熱式の調理済み糧食を２００９年度から制式採用される事になりました。 台湾国防省の糧食開発班は、隣国シンガポール軍レーションやアメリカのＭＲＥを参考にしましたが、シンガポール軍レーションのように固形燃料を燃やし湯煎する方式より、ＭＲＥの様に過熱剤を使用した方がより安全で効率が高いと考え、加熱剤方式を採用しました。   糧食の内容は、調理済み真空パック入りの米、調理済みレトルトパック入りの副食、加水式加熱剤、スープ、紙皿、スプーンとなっており、メニューは肉料理３種とベジタリアン用が１種の合計４種類となっていますが、広報によると肉料理８種とベジタリアン用が３種の合計１１種類が用意されるようです。 副食は、すべてとろみの付いたソースで調理されており、白米の上に掛けて食べるようになっています。   この新型糧食は、２００８年から後方部隊において８０００食が試験採用され、改良等を加えて２００９年度から正式採用となります。 ２００９年度の初期採用には、台湾国防省が９２万食分の予算を計上しています。

MILITARY FIELD RATION (MRE Type)                          Package infomation Package Type : Cellophane  wraps Menu              : 11 Size               : 27cm×16cm×4cm Weight            : 560g Calorie            : 700kcal~ Shelfe Life       : 12month

Contents

1 : Rice         1 : Main Meal    1 : Heat pack          1 : Spoon            1 : Paper Dish       1 : Instant Soup   1 : Water Bag

新型のパッケージ	デザインは野戦口糧と変わらない	裏にはメニューや注意事項などが細かく記載されている
内容一覧	加水式ヒートパック	紅焼牛肉