ゴリャシ
大きな牛肉の塊がゴロゴロと入っている。
肉の塊をそのまま蒸したような感じで、味付けはほとんど無く、塩気が少しする程度だが、肉自体は柔らかく繊維に沿って簡単に小さく切ることが出来る。
肉は牛肉本来の味わいがあるが、好みの味付けをして食べるものだとおもう。
ビーフシチューにして食べたが、柔らかく濃厚なシチューに仕上がった。
アーロール
チーズを乾燥させたものだが、ミルクを発酵させているのでヨーグルトのように酸味が強い。
ほのかに甘みもあるが、種類によってはカチカチに乾燥させて甘みも全く無いものなどもあるらしい。
このアーロールは、比較的柔らかく食べやすい。
エーズギー
脂肪分を取り除いたミルクを煮詰めて乾燥させた、とても硬い保存食品。
石のように硬いものなので、口の中でじっくり溶かしながら食べる。
味は、ちょっと獣臭のする味の濃いプロセスチーズといった感じだが、慣れると後を引く。
ボルツ
乾燥肉。主に牛肉で作られるが、肉自体には特に味付けをしていないので、料理の具やダシとしても使われる。
そのままでももちろん食べるのだが、塩気の無いビーフジャーキーといった感じだ。
しかし、細かくほぐしたボルツをお湯で溶かし、塩を加えるだけで濃厚なビーフスープとなり、とても美味しい。
ボールツォグ
小麦粉をベースにバターや塩、砂糖などを加え練り合わせたものを揚げた、モンゴル風ドーナツ。
通常あまり甘くはしないようだが、お菓子として作る場合は重曹やヨーグルトなどを加えてソフトな感じにするようだ。