モンゴル国
Mongolia  

 

 

 

モンゴルの食事情
モンゴル料理は、家畜の肉や乳製品を主な食材とする為脂肪分が多くて油っぽく、また乳製品により酸味が強いなどの特徴を持っています。また調味料は塩が主に使われ、それ以外を使用する事は稀なようです。
主食は、モンゴルの伝統として乳製品と肉で、野菜や穀物はほとんど摂りません。これは、ヨーロッパを含めた穀物栽培地域の中でもかなり低い水準で、野菜類も近年まではほとんど栽培もされていませんでした。
しかし、20世紀にロシアの影響下に入ると、都市部でロシアのパンやスープが少しずつ普及し始め、小麦や米も使われるようになってきました。
現在では、モンゴル北部を中心に野菜が栽培され、都市部では野菜食も一般的になり、一般にモンゴル人は家庭や外食でもモンゴル料理しか食べないといわれていましたが、首都ウランバートルには世界各国のレストランやファーストフード店が軒を並べ、スーパーマーケットでは様々な食料品が揃うようになり、食生活も大きく変わってきています。

 
モンゴルとジンギスカン料理
日本で言われるいわゆるジンギスカン鍋、また、アメリカ等で人気のあるモンゴリアンBBQ、実はモンゴル料理とは全く関係がありません。
モンゴル人は通常、羊肉を鍋で煮て塩味のみで味付けして食べ、しかも野菜はほとんど一緒に調理しないので、共通するのは羊肉を使う事くらいなものです。
ジンギスカン鍋は、最近日本で流行っているようなので説明は省きますが、アメリカあたりにあるモンゴリアンBBQとは、バッフェスタイルで客が先ず店員に希望の肉の種類をオーダーし(羊・豚・牛・鳥の内1種類)次に皿に盛られた肉を持って今度は野菜の並んだカウンターで好きな野菜を取ります。(基本的には好きなだけ取れるのですが、皿の大きさが決まっているのでそれ程沢山は取れません。)
最後に調味料のコーナーに行き、好みの味の調味料や油、スパイスなどを掛けて調理台へ持って行きます。 調理台は、オープンキッチンで大きな丸い鉄板が設置されており、調理人が肉と野菜をその鉄板に載せて鉄板の周りを回りながら炒めていき、丁度一週したところで出来上がりとなります。
これに、スープとライスが付いて大体5〜6ドル程度。味付けが悪くても、自分の責任なので文句は言えません。しかし、何をもってこれをモンゴルBBQと呼ぶのかは不明です。

 

 

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