イタリア兵 本当にあった話
最近、ネット上で知り合ったイタリア在住の某国際組織構成員でコードネームを
峰不二子(ウソ)という女性から、イタリア兵に関するエピソードと軍事パレード
の模様を撮影した画像を入手したので紹介する。

ネットでイタリア軍と検索すると、他国とはちょっとちがった内容がヒットするの
はここをご覧になる人種なら既に経験済みだろう。
しかし、多くの人達はそれらの話を少々オーバーに書いているのだろうくらいの事
と思ってはいないだろうか?
第二次大戦中は我が同盟国だった、偉大なるローマ人の子孫がモロモロの面白話の
ネタ通りのはずが無い。そう信じたかった・・・・・・・。
しかし
イタリアからの報告に、小さな信頼は脆くも崩れ去ったのだった。
峰不二子女史 体験談その1
彼女が紛争処理も落ち着きを見せた2002年、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都
サラエボで、勤務中のトラックから(輸送?)彼女達に声を掛けナンパしたのが
SFORのイタリア兵。
所属は補給部隊らしく、厨房担当だと言う事だったが見事ナンパに成功し食事に出掛
けかなり飲んで酔っ払っていたらしい。
しかも、勤務中のユニフォームから腕章やボタンなどを引きちぎって土産にくれた
挙句、手作りの軍ロゴ入り名刺を渡し部隊に遊びに来るように誘われたとか。
何ゆえに手作り名刺かというと、官給品はダサくてナンパには使えないのだとか。
う〜ん、制服で勤務中にナンパしてそのままメシを食いに誘う方もだが、次回は付い
ていった人達にも焦点を当ててみたいものだ。
峯不二子女史 体験談その2
峯不二子女史 体験談その3
峯不二子女史 体験談その4
ローマの国家軍事パレードでは、イタリア軍の精鋭部隊が観衆の前をパレードするの
だが、表面上の凛々しい姿とは裏腹に、兵士たちは観衆の若い女性に目を光らせて気に
入った娘がいるとパレードそっちのけで列から抜け出しナンパを始めるのだそう。
圧巻は、特殊部隊の兵士が黒覆面のままナンパするのだからさすがの峰不二子女史も
20ヘェ押しまくったそうだ。
彼女がサラエボ在住時、SOFRのPXで各国兵向けの店を覗いた時の話。
アメリカ・イギリス兵向けの店では、TOOL・Tシャツ・ボスニアグッズ・生活用品
が売られ食料品は全く無し。
トルコ兵向けには電化製品のみで、イタリアとフランス兵向けにはプロシュートハムや
チーズにワインといった食料品のみが用意されていたそう。
ちなみに、ドイツ軍は何も売っていなかったらしい。
先日、彼女が訪れた友人宅のご主人(イタリア人)が、まだイタリアが徴兵制を採っていた
15年前に憲兵隊で勤務していた当時の話。
当時、イタリアには現在も使用されている大きなレーションパックの他に、グラッパレー
ションなる物が北イタリア部隊では支給されていたとの事。
グラッパとは、ワインの絞りかすを蒸留して作ったアルコール40%以上の強い酒の事。
冬の北イタリアは寒さが厳しく、歩哨に立つ兵士が寒さをしのぐ為にこのグラッパを飲む
のだそうだが、ついつい飲み過ぎて立ったまま寝る兵士が続出するので、士官がそれを見
張っていてウトウトする兵士を後ろから威嚇射撃するそう。
恐るべし、イタリア軍。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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