ギリシャ共和国
Hellenic Republi
  

 

ギリシャの料理は地中海料理の一種ですが、イタリアや南フランスの地中海料理よりもトルコ料理やレバノン料理など東地中海地方の料理との共通点が多く見られます。ギリシアは長年オスマン帝国(トルコ)の統治下にあり、ギリシア人がトルコ領内に居住していたため、ギリシア料理とトルコ料理に共通する要素が非常に多いのです。特徴はオリーブ・オイルを多用することで、年間の国民一人当たりのオリーブ油の消費量は約20クォート(1クォート=約946ml)で、世界一です。オリーブ油の強い風味とのバランスを取るためにしばしば料理にトマトで酸味を加えることが多く、トマトが伝来する以前は酢を用いていました。

ギリシャ料理に不可欠なものとしてオリーブオイル以外にも、トマト、ハーブ、レモン、玉ネギ、チーズ類が挙げられます。チーズはおもに山羊の乳で作った酸味のあるフェタチーズが食されています。特にオリー
ブオイルは最も重要で、ギリシャ料理の9割以上にオリーブオイルが使われていますが、他のヨーロッパのものとは少し異なり、油っこさや匂いのないサラサラとしたエクストラバージンオイル(一番搾り)を使用しています。

 

ギリシャの代表的な料理
ホリアティキ・サラダ (グリークサラダ)
レタス・キュウリ(ズッキーニ)・トマト・玉ネギ等の野菜に、オリーブ・山羊の乳から作る『フェタチーズ』を豆腐の
如く盛ってオリーブオイルのドレッシングをかけて頂く 

ムサカ
世界的によく知られるギリシャ料理のひとつ。油で揚げたナス、ジャガイモ、牛挽き肉のミートソース、チーズを交互に重ね、ベジャメルソースを敷いてオーブンで焼いたギリシャ風グラタン料理。日本人の口にもよく合う味付け。

 

イェミスタ
トマトやピーマンの中身をくり抜き、中に米、挽き肉、玉ネギのみじん切り、パセリ、トマトの中身を詰めてオーブンで焼いたもの。添え付けにボイルドポテトなどが付く。熱々でもおいしいが、夏は冷やして食べると一層おいしい。
 
ホリアティキ・サラダ
スブラキ 
スパイスや塩・コショウで下味を付けた肉を串に刺して焼いた物。
ピタ・パンにトマトやスライスした玉ネギをひき、この肉と一緒に食べると美味
ギリシャ全土で食される代表的なサラダ。「グリークサラダ」ともいう。ホリアティキとは「田舎風」の意味。トマト、キュウリ、ピーマン、玉ネギなどにオリーブの実、フェタチーズがのっていて、オリーブオイル、ビネガー、塩、コショウを振って食べる。

タラモ・サラダ
正しい名前は、『タラモ・サラタ』
塩漬けの魚卵をほぐしてマッシュポテト、オリーブオイル、レモン汁、刻んだタマネギを混ぜたもの。ギリシャではコイやボラの卵(タラマ)を用いるが、日本ではタラコで代用することが多い。

スブラキ
 
牛、豚、羊肉、魚などをひと口サイズに切り、串に刺して炭火で焼いたもの。塩、コショウ、オレガノで味付けする。ギリシャで出てくるスブラキは、ほとんどはピタと呼ばれる平べったいパンが下に敷かれ、フライドポテトやトマト等が添えられる
ギロピタ
スブラキよりやや塩味とスパイスの香りが強い味付けの
肉をそぎ切りしたものを、トマトやスライスした玉ネギなどと一緒にピタパンで巻いて食べる

ギロ
羊肉のケバブ(ミンチ状にした肉を回転するロースターであぶり焼きし、薄くそぎ落としたもの。トルコ料理のドネルケバブと似ている) ツァジキ、トマト等の野菜とともにピタパンで巻いたものがギロピタ。

 

 

 

 

 

 

 

Individual Combat Ration
個人用 戦闘糧食

 

 
Individual Combat Ration Taste Report
 戦闘糧食 試食レポート

 

 

 

 

 

 

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